2016年(暦年)の普通トラック(積載量4トン以上)の販売台数が、リーマンショック以来初の9万台に到達する公算が高まりました。業界筋がまとめた1~11月の販売台数は前年同期比4.1%増の8万5056台。前年の販売台数8万9321台で、9万台を達成すれば、同時に普通トラック市場の7年連続の対前年プラスが確定する。普通トラックは、排出ガス規制による特需が発生していた2000年代初頭から半ばに掛けて、年10万台を上回って推移していた。暦年の販売が9万台を超えるのは、2006年以来10年ぶりとなる。暦年の販売シェアは11月までで、首位が日野自動車の36.7%、2位はいすゞ自動車が35.9%と肉薄しており、3位以下に三菱ふそうトラック・バス16.5%、UDトラックスの10.9%と続く。
(日刊自動車新聞より)