トヨタ自動車とスズキ自動車は、業務提携に向けた検討を始めると発表しました。特に環境、安全、情報技術の分野での連携を強化するとのこと。スズキ自動車はフォルクスワーゲングループによる格下扱い提携を解消した後、新たなパートナー探しが課題となっていたが、トヨタ自動車が名乗りを上げることとなりました。スズキ自動車は軽自動車や小型自動車の開発に強みを持つが、先進・将来技術の開発に課題を抱えており、欧米各社に比べて後塵を拝していた環境、安全、情報技術に関する基準作りを強化する見込み。今後IoTやコネクティッドカーに際し、世界基準を策定していかなければならないため、今後も業務提携波は拡大すると思われる。
(一部日刊自動車新聞より)