国土交通省は、車検が切れた状態で走行する車輌を行動で見つけるシステムを開発すると発表しました。現在街頭検査だけで年間100台ほどの無車検車輌が見つかっているが、事故や犯罪の抑止の観点から警察と連携して取締まりを強化するとのこと。同省2014年度からポータブル型ナンバー識別装置を試験的に運用中で、自動車登録検査業務電子情報処理システム(MOTAS)を使い無車検車輌を抽出している。今後このシステムを瞬時で判別出来るようにして、取締まりを強化していく。今後も犯罪抑止の観点から、Nシステム、監視カメラ、そしてこの新型取締まり装置を増設することにより、益々監視社会が進むかもしれない。
(日刊自動車新聞より)