6月下旬のBREXIT国民投票によるポンド暴落に端を発した円高の常態化で、昨年から急激に躍進していたシンガポールマーケットが変調をきたしている。車輌代金を支払えない現地顧客向け車輌が、シンガポール港のウェアハウスに大量に収められており、数ヵ月もほったらかしの車輌も珍しく無い状況となっています。今後2010~2012年に活況だったイギリスからの輸入へシフトする可能性も高まり、特定車種に関していよいよ厳しい状況となるかもしれません。