リオデジャネイロオリンピックに沸き返るブラジルですが、足元は国内総生産(2015年実績)は3.8%減と景気後退に陥っている有り様。こちらも新車販売が3年連続前年実績を下回り、昨年の下げ幅は1昨年の7.1%を上回る26.6%の減少と大幅に落ち込んでいる。ルセフ大統領の罷免、深刻な財政難、レアル安を背景にしばらくは厳しい状況が続くと見込まれている。ワールドカップ、中国の内需拡大による資源価格の急上昇などで、多大な恩恵を受けた同国ですが、世界経済低迷による資源価格の下落継続で、しばらく難しいかじ取りを迫られそうな感じがします。
2015年日系メーカー車名別販売トップ3
(トヨタ自動車)
1位:カローラ 68,000
2位:エティオス・ハッチバック 36,000
3位:ハイラックス 33,000
(ホンダ技研工業)
1位:HR-V(ヴェゼル)51,157
2位:フィット 42,482
3位:シビック 31,246
(日産自動車)
1位:マーチ
2位:ヴァーサ(ティーダ)
3位:セントラ(シルフィ)
(三菱自動車)
1位:L200トライトン 14,500
2位:ASX(RVR)9,600
3位:アウトランダー 7,700
(スズキ自動車))
1位:ジムニー 2,251
2位グランド・ヴィターラ(エスクード)2,092
3位:SX-4 S-CROSS 693
(富士重工業)
1位:フォレスター 1,152
2位:XV 358
3位:WRX・WRX STi 107
(日刊自動車新聞データ)