三井物産は、炭素繊維(CF)複合材料を用いたエンジニアリング事業を展開する、独フォワード・エンジニアリングに資本参加すると発表しました。業務提携も締結し、CF複合材料を使用した車載向け部品の設計などを共同で手掛ける。軽量化ニーズが高まる自動車領域に照準を当て、炭素繊維強化プラスティック(CFRP)市場を創出する。三井物産は同社に数億円を出資、CF事業に参画する。すでにBMWのEV「i3」のエンジニアリングにも加わっており、量産車向けCFRPですでに実績も持つ企業だ。三井物産は、金沢工業大学、欧州、アジアのCF関連企業に出資するなど、軽量化材料事業を強化している。

当サイトで何度もレポートしておりますが、各国の厳しい規制をクリアするのに、車体の軽量化は避けて通れず、今の鋼板からCFRPやマグネシウム合金に変遷するものと思われ、軽量化による燃費性能の向上は飛躍的に高まると思われます。

(一部日刊自動車新聞より)