曙ブレーキ工業は、2019年を目途に電動パーキングブレーキ(EBP)を開発、実用化に動き出す。すでにEBPの主要な構成部品であるモーターギアユニットなどのハードウェアの開発を完了しており、今後はソフトウェアの開発を加速化させる。EPBはすでに多くの部品メーカーが手掛けており、差別化が求められており、同社では他社の参入が少ないドラムブレーキに重点を置き、軽自動車や大型車向けで実用化を目指す。現在EBPはディスクブレーキが主流で、アドヴィックス、ZF・TRW、コンチネンタルなどが手掛けており、対してドラムブレーキではアドヴィックスが製品化、日信工業やコンチネンタルが2017年に市場投入を計画している状況。昨年本邦での電動パーキングブレーキ(EBP)の普及率が、欧州と比較して格段に低いとレポートしましたが、ようやく本邦の電動パーキングブレーキ(EBP)普及が加速しそうな気が致します。
(一部日刊自動車新聞より)