トヨタ自動車は15日、今秋に発売を予定する新型PHVの日本仕様を公開し、米国仕様比で急速充電とソーラー充電システムを世界で初めて採用した。充電方法は、これまでの100ボルト及び200ボルト充電に加えて、新たにチャデモ方式の急速充電に対応させ、20分の充電で約80%の充電を可能とさせた。さらに100ボルト普通充電の電流値を下げることで建物の電気回路工事を不要とし、コンセントの形状変更のみで対応可能とした。満充電までの時間は100ボルトで15時間、200ボルトで2.5時間。オプション設定のルーフ型ソーラー充電システムは、量産型車に搭載するソーラーパネルとして世界最高出力となる約180ワットを実現。平均日照時間で2.7キロメートル、最大で5キロメートルの走行を可能とした。
(日刊自動車新聞より)