東芝はリチウムイオン二次電池「SCiB」を搭載したワイヤレス充電が可能な中型EVバスの実証走行を開始したと発表しました。国家戦略特区川崎市殿町のキングスカイフロントと羽田空港内の全日空の拠点を結ぶ約11キロメートルを1日3往復する。実証走行は12月までの予定で、ワイヤレス充電の利便性やCO2削減効果を検証する。中型EVバスは空調を使用しない場合の航続距離が約89キロメートル、実証走行の片道分を走行するのに必要な電力を約15分で充電出来る。EVのデメリットとして航続距離の短さと充電の手間というものがあり、このワイヤレス充電の実証化に成功すれば、EV専用駐車場の設置等を含め販売拡大に寄与すると思われます。
(一部日刊自動車新聞より)