先週金曜日に発表された米国5月の雇用統計が3.8万人の増加に留まり、BREXITが控えていることも有り、これで6月の利上げはほぼ無くなったとみてよいでしょう。米国利上げ期待で戻してきた為替相場ですが、6月のFOMCで利上げ無し、BREXITによって英国が欧州から離脱することになれば、カオス状態となりリスクオフの急激な円高を引き起こす可能性も有るため要注意です。日銀金融政策決定会合も同様の理由で緩和政策は打てないでしょうから、6月23~24日は相当混乱が予想されそうです。