特許庁が特許出願件数を取りまとめた「ステータスレポート2016」を公表し、昨年の特許出願件数は前年比2.3%減の31万8721件で3年連続の減少となりました。日本企業の特許登録件数では、トヨタ自動車が4614件で初めて1位になるなど、自動車業界から3社がトップ10に入りました。2位はデンソーで2024件、10位にホンダ技研工業で1934件。対して世界の特許出願件数はここ10年で1.6倍と急増しており、TPPによりアメリカルールが採用されれば特許訴訟の増加が見込まれ、各企業特許登録は企業経営の肝になるかもしれません。
(一部日刊自動車新聞より)