米国フォードモーターは、矮小化する日本での事業から今年一杯で撤退すると発表しました。昨年の販売台数は4968台とと輸入車市場のわずか1.5%にまで落ちていた。同社は1924年(大正13年)に米国ビッグ3でいち早く日本法人を設立、横浜にノックダウン工場も建設した老舗メーカーだ。1990年にはバブル経済も手伝って8万6726台を販売するなど、隆盛を極めていたフォードモーターだが、その後バブル崩壊、デフレ不況、原油高等で販売が長期低迷していた。魅力の有る車輌も多かったが、やはり日本の道路事情や燃費等が影響した模様だ。
(日刊自動車より)