初代の10、11系は、あまりパッとしなかったHV車「プリウス」、20系は原油高の影響で後半トヨタ自動車内の販売比率5%にまで上り詰めました。そして先代の30系でエコカー補助金、免税、そして再び襲った原油高の影響で、20系の6倍近く販売を伸ばし一時トヨタ自動車内販売比率20%になった年も有ったのは記憶に新しい。今後この30系プリウスや、軽自動車が大量に業者用オークションに流入する訳ですから、その後の販売先を模索する時期に来ていると思われます。すでに国内再販はもちろん、一部輸出に回っておりますが、今後も新たな輸出先を模索するのが肝になりそうです。
ただ軽自動車に関しては輸出に向く車輌が少なく、今後の動向を注視したいところだ。新車販売の4割以上がガラパゴス規格の軽自動車というのは、中古車輸出事業者にとって大いなる懸念材料となるでしょう。