11月の新車販売台数ですが、消費増税前の需要先食いの影響と軽自動車税の値上げを受けて、軽自動車販売の大幅減は続いております。特に庶民の足的な意味合いが非常に強い軽自動車市場ですから、軽自動車販売の低迷は景気悪化を如実に具現していると思っております。軽自動車販売に関しては来年以降も厳しそうな気がします。
普通乗用車に関しては、シエンタがフルモデルチェンジ効果により大幅増となっています。シエンタの納期はすでに半年を超えており、HV・ガソリン共に好調となっています。その他スリランカ向け、シンガポール向け業販の車輌が販売台数の底上げに大きく寄与しており、特にシンガポール向けの車輌は来年以降も好調が持続する見込みでしょう。