ホンダ技研工業は小型ダウンサイジングターボ化の一環として、1リッター直噴ターボエンジンを開発しました。同エンジンは同じ1リッターエンジンと比較し、燃費効率20%、最大トルクを15%向上させる形で、今後発売を予定している小型車に順次搭載する予定。また同時に現行の6速オートマチックトランスミッションの代わりに、FF用の中・大型車用に10速オートマチックトランスミッションを新開発しました。もともとホンダ技研工業のターボエンジンは技術力が高く、いよいよ本腰を入れてダウンサイジングターボエンジン市場に参入する形だ。軽自動車市場が飽和状態の中、今後小型エンジンの派生モデルが注目を集めるかもしれません。今後TPPが本格的施行されれば、必ず本邦の軽自動車の優遇税制が矢面に立つと思われ、1リッター以下と軽自動車が同様の扱いになった場合、飛躍的にリッターカーが売れる可能性も有るでしょう。