8月に現政権が丁々発止の末に変動相場制への移行を決断しましたが、中旬の中国の通貨切り下げ以後真っ先に叩き売られて1ヶ月で為替が対ドルで50%も下落(テンゲ安)となってしまいました。現在もじりじりと対ドルで下落を続けており、追い打ちをかけるように資源価格も大きく下げております。南米やアフリカもそうですが、世界経済が混迷してくると発展途上国、後発開発途上国通貨が無残な下落を見せるのが特徴で、今回もまさにその様相を呈しています。通貨という視点からも中国経済といいますか、政策がより重要性を秘めていると思われます。