8月の鉱工業生産指数が発表され、8月末に発表された予想値プラス2.8%から0.5%のマイナスとなりました。これだけ予想値と乖離するのは、東日本大震災以来というから驚きです。4~6月期のGDPがマイナスで、7~9月期のGDPもマイナスなら欧米の指標ではリセッション(景気後退)となります。安保法案も結構ですが、ここは政府として早急に対策を講じるべきだと思うのはわたしだけでしょうか。昨日の株式市場もなんと17000円割れとなり、今年1月の水準にまで下落しました。これだけ下がると、投資心理は冷え込み、戻ったところで売りに押されますから、年後半から来年に掛けて株式市場は大荒れになっていくと思われます。