自動車を廃車する場合、通常エアバックは破砕処理をする訳ですが、昨今破砕処理をしないでネット等で売買されるケースが多く、経済産業省と環境省が業者への指導徹底に乗り出す。自動車メーカー、エアバックメーカー、自動車リサイクル部品業者は、エアバックが確実に開くか保証できないため、再利用を自粛している。しかしながら国内は元より、海外のニーズがかなり高く、費用も半値以下に抑えられるため、不要エアバックの需要が高くなっている。ただエアバックの新品を注文しようにも、メーカーが売りたがらず、様々な難しい条件を付けるのが問題で有って、輸出業者にももっと門戸を広げ安全データシート(MSDS)を快く開示するするなど、やり方が有るように思えます。こういうところをみると、新車の販売に多大なる貢献をしている中古自動車業界を下に見ているとしか思えません。

(一部日刊自動車新聞より)