デンソーは16日、ガソリンエンジン用のポート噴射式インジェクターの累計生産が10億本に達したと発表。1972年の生産開始以来、43年間での達成に。同社では自動車の排出ガス浄化需要への対応を目的に、72年に電子制御式ガソリン噴射装置の量産をスタートし、これに合わせてインジェクターの生産も開始した。その後排出ガス規制強化と燃費改善へのニーズに対応するため、高性能化や小型軽量化を進めた他1996年からは直噴エンジン用の高圧インジェクター、また最近ではコモンレール式クリーンディーゼル用の高性能インジェクターも生産している。
(一部日刊自動車新聞より)