6月の利上げを見送ったFRBジャネット・イエレン女史でしたが、果たして9月に利上げを実行するのかに注目が集まっております。本来は6月に利上げをすべきだったのでしょうが、様々な事情から見送ることになり、結果中国に先を越される形で通貨の切り下げを3日に渡って実行され、利上げのタイミングを完全に逸してしまいました。ただ9月に利上げを行わなかった場合、いつやるんだいつやるんだと市場は疑心暗鬼になり、それによりまた中国が通貨を切り下げるかもしれませんし、そうなった場合新興国や発展途上国の通貨がまた売られるという、負の連鎖が起きかねませんので、9月のFOMCは世界の注目を集めることになりそうです。