以前当サイトで原油価格が1バーレル30ドルを切る可能性も有るとお伝えして、一時50ドル近くにまで上昇に転じた原油先物価格。このままずるずると100ドルに向けて伸びるかというと、私はそうは思いません。もちろんそれには中国の景気後退懸念が有りますが、それに加えてサウジアラビアの減産拒否、シェールオイル輸出の可能性、イラン産原油の自由売買、新興国経済の景気後退等、あらゆる事象を鑑みても、また上昇に転じる可能性は低いと言わざるを得ません。いつかは底値を打つでしょうが、今はまだそのタイミングでは無いと思われます。