ケーヒンは13日、ダウンサイジング直噴ターボエンジン用システム製品を開発し、生産を開始したと発表しました。同製品はホンダの新型「ステップワゴン」に採用され、ミニバンの新たな方向性を示せるか注目が集まっております。高精度化されたインジェクターによる流量レンジの拡大、電力消費量を40%抑制した電子制御ユニット(ECU)、放熱効率を高めた設計等により、サイズを10%小型化するとともに重量を25%軽量化することに成功した(2012年比)。原油高が一服した現状で、燃費向上型ダウンサイジングターボが新たな販路を広げられるか、市場は注目している。
(一部日刊自動車新聞より)