ジェイテクトは17日、現在主流となっている電動パワーアシストステアリング(EPS)の生産が、4月で世界累計1億基に達したと発表。1988年世界で初めてEPSの量産化して以来、約27年の歳月を経て大台に到達。現在同社は15社を超える自動車メーカーにEPSを納入しており、世界シェアは3割以上とトップを独走しています。EPSはエンジンに負荷を掛けないため、省燃費化には欠かせない技術として採用は拡がり続けており、更に今後は高度運転支援としての側面からも期待されております。これまでの累計1億基で、二酸化炭素(CO2)を80万トン以上削減したという試算で、自動車メーカーを影ながら支える同社には賞賛すべきものが有るでしょう。
(一部日刊自動車新聞)