スズキ自動車は、モーター機能付き発電機(ISG)と高効率リチウムイオン電池で構成する簡易型ハイブリッドシステム「S-エネチャージ」の搭載車種を現在のワゴンRの一部の車種から、3年後を目処に3車種に増やす計画とのこと。2014年の同モデル販売の内、6割がこの「S-エネチャージ」を選択しており、ユーザーからの要望も多いことから今回の決断となりました。ただ「S-エネチャージ」は「エネチャージ」と比較して、コストが1.5~2倍ほど程度に掛かるため、新型「アルト」はエネチャージ+車体の軽量化の組み合わせで、低価格でリッター37kmを実現させました。今後は同様に上級モデルは「S-エネチャージ」、低価格モデルは「エネチャージ」と住み分けを図る予定。
(一部日刊自動車新聞)