維持費の安さや車体価格の安さから人気のある軽自動車の2014年度の販売台数が、前年比7.6%増の227万2789台となり3年連続で過去最高記録を更新しました。200万台超えは2006年度と2013年に続き3度目で、国内新車販売全体に占める軽自動車比率は暦年で初めて40%を超えました。今後もドライバーの高齢化や実質所得の下落を鑑みますと、益々軽自動車比率が高まると思われます。中古自動車輸出という視点では、輸出に向く中古自動車が更に減少する可能性を示唆しており、業界全体で一考しなければならない案件となるでしょう。 軽自動車販売のメーカー別シェアは、スズキ自動車が前年比1.7%増の31.2%で、8年ぶりにダイハツから首位を奪還しました。