長らく航空業界、海運業界を支配してきた燃油サーチャージですが、原油価格下落を受けてサーチャージの廃止や見直しが相次いでおります。1バレル60ドルを恒常的に割るようになれば、燃油サーチャージを廃止する可能性が高いと思われます。特に航空業界で燃油サーチャージが無くなれば、円安と相まって更に訪日観光客が増加すると思われ、ホテル、バス業界、鉄道、観光、などのいわゆるホスピタリティ産業が劇的に伸びるでしょう。今後地方の新たな産業として、外国人観光客を誘致する政策が加速するでしょう。
オークション落札値段が世界中に違法に開示され、台当たりの利益が薄利となっている現在、今後は原油安の恒常化で船舶輸送代金及びターミナルハンドリングチャージの見直しを考えて欲しいものです。