ダイハツ工業は10日、多目的トール軽自動車「ウェイク」の販売が、発表から1ヶ月で月販目標5000台の3倍に当たる、1万5千台に達したと発表しました。購入者の6割が男性で、2割がメーカーオプション「レジャーベースパック」を選択と、同社の狙い通りレジャー志向のユーザーの囲い込みに成功しております。ウェイクは軽自動車最大の室内空間を生かし、人気の高いレジャー6ジャンルの専門家の意見を取り入れ使い方の提案も行うなど、ダイハツが本腰を入れて開発した車輌で、30代のまでのユーザーが3割と他の車種より高めになっており、ダイハツの思惑が当たったと言えるでしょう。当該モデルは新規ユーザーと増車が全体の3割、最上級グレードが3割以上と、登録乗用車からのダウンサイジングの流れも販売増加に寄与していると見られております。
(一部日刊自動車新聞)