自動車部品窃盗でカーナビの盗難が今まで多かったのですが、現在はカーナビのパスワード機能の導入や、シリアルナンバーでの追跡システムが功を奏して、前年同期比で半減してきております。代わって急増中なのがヘッドライトの盗難被害で、特に窃盗のターゲットになっているのがいわゆる「イカリング型」のヘッドライトだそうです。ヘッドライトの盗難に掛かる作業時間は10分程で、シリアルナンバーも無いことから転売が容易だそうです。今後はヘッドライトを始め、各ライト類がLED化されると思いますので、更に増加する可能性は高いと思われます。現在LEDライトは、部分交換が出来ないため、LEDに不具合が生じた場合ASSY交換となるため部品コストが高く、車検時に交換を余儀なくされるケースも多くなっております。特に多いのがテールランプで、一つ不具合が有るだけで車検に合格せず、ネットオークションで人気の一品となっているのが現状です。
(一部日刊自動車新聞)