9月末ごろからマークⅡなどミャンマー向けの輸出車両の値段が高騰し始めて、早2ヶ月。輸出された車両がヤンゴン港に到着し始めています。規制緩和でマーケットが開放されたばかりで輸入車両が殺到したため当社は通関の遅れがあったようですが、現時点で通関できないのは、年式が違う場合、L/Cの手続きがされていない場合、インポートライセンスがない場合など、ミャンマー政府が定めた指定のルールしたがって輸入手続きがされていないケースに限られるようで、ルールにしたがって輸入手続きがされている場合は問題なく輸入通関がされている模様です。L/Cの手続きをせずにとりあえず船積みして、ヤンゴンに到着するまでに売れればいいという考えで輸出された車は、正規のルールにしたがって輸入手続きがされていないため輸入許可がされない状況のようです。

 年式に関しては登録年ではなく、製造年でチェックされており、税関が各メーカーの製造年を特定できる資料を持っていてその資料と照合して確認をしている様子がうかがえます。登録年で年式を判断して輸出したものの、製造が登録の前年で年式違いと判断されて輸入が許可されないケースが出ていますので、年式が規制ギリギリで登録月が1月、2月の車両は製造が前年である可能性が高いですので注意が必要と思われます。

 

 

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