新型コロナウイルス感染症の世界的蔓延に伴い、各国・地域において、国際郵便物の受入停止等の措置が取られていることおよび日本との間で発着する航空機が大幅に減便・運休となり、輸送ルートが途絶えていることから、日本郵便は4月2日から当分の間、153の国と地域でEMSを含む国際航空郵便の引き受けを一時停止すると発表した。引受を停止される国の中には、U.A.E.、ロシア、ニュージーランド、チリ、タンザニア、ケニア、スリランカなど主要な中古車輸出先国が含まれており、各輸出先国への書類や小物の発送に影響がありそうだ。
・新型コロナウイルス感染症の世界的まん延による国際郵便の一時引受停止
一方、DHLはサービスを継続しているが、新型コロナウイルスの感染拡大による厳しい環境下で増大したオペレーションコストを補うために、2020年4月1日よりEmergency Situation Surcharge (緊急事態追加金)を導入することを決めている。追加金の課金体系は、下記表のとおり。
課金方法 | 請求重量 | 追加金額(外税) | |
Emergency Situation Surcharge (緊急事態追加金) | 運送状あたりの請求重量により決定 | 2.5kg以下 | 追加金なし |
2.51kg - 30kg | 300円 | ||
30.1kg - 70kg | 1,800円 | ||
70.1kg - 300kg | 6,000円 | ||
300.1kg以上 | 24,000円 |
DHL:Emergency Situation Surcharge (緊急事態追加金)
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