スリランカの現地時間、2019年3月5日18時よりラジオでスリランカ財務大臣の演説があり、2019年の予算及びそれに付随する税率改定に関する発表があった。自動車の輸入に関連する税金は電気自動車(EV)を除き軒並み増税となり、現地の中古車輸入業者の間では落胆の声が広がっている。
しかし、2019年の課税額がこの内容で確定したわけではまだないようだ。スリランカの現政権の議席数は過半数を満たしていないため、これから行われる議会での予算審議しだいではこの案が否決される可能性もあり、更にラジャパクサ派の政党が現在2つ存在し、この政党が予算決議に拒否権や反対票を投じた場合、最悪のケースでは解散総選挙となる可能性もありえるとの話だ。もしそうなった場合は解散総選挙後に再度予算審議をすることになる可能性もあり、まだしばらくはスリランカの動向に目が話せない状況が続きそうだ。
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