2018年1月~8月までの期間の中古車輸出先の順位は1位:U.A.E.、2位:ニュージーランド、3位:チリ、4位:ロシア、5位:南アフリカ、6位:スリランカ、7位:ミャンマー、8位:ケニア、9位:タンザニア、10位:モンゴルとなった。2017年との比較で見ると、これまでのところロシアとスリランカの伸びが顕著だ。前年同期比でロシアは+56.52%、スリランカは+132.64%と輸出台数を大幅に伸ばしている。一方、輸出台数を減らしているのがミャンマーだ。一時は輸出台数1位にまでのぼりつめたミャンマーだが、右ハンドル車の輸入が禁止となり、2018年は予想通りのスローダウン。2017年末までに発行された輸入許可のパーミッションを利用してかけこみで2018年前半までは日本からの右ハンドル車の輸入がされていたが、7月以降はミャンマー向けの輸出台数が大幅に減少している。これで2011年の秋から始まったミャンマー向け中古車輸出ブームが終焉を向かえることとなりそうだ。

 

 2018年 1-8月 中古車輸出先国トップ10

順 位 国  名 台 数 
1  U.A.E.|アラブ首長国連邦 81,540
2  NEW ZEALAND|ニュージーランド 80,128
3  CHILE|チリ 62,344
4  RUSSIA|ロシア 61,918
5  SOUTH AFRICA|南アフリカ
61,053
6  SRI LANK|スリランカ 56,765
7  MYANMAR|ミャンマー 52,618
8  KENYA|ケニア
47,394
9  TANZANIA|タンザニア 38,962
10  MONGOLIA|モンゴル
 37,486

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