トヨタ自動車(7203)は2015年までに環境対策・燃費対策を踏まえて、14種類の新型エンジンを投入すると発表しました。これにより15~30%の燃費“カイゼン”を図り、現在のハイブリッド以外の燃費競争で一歩先を行くのが狙いでしょう。またこの新型エンジン構想には、通常のガソリンエンジンはもちろん、圧倒的な販売台数を誇るハイブリッドの新型ガソリンエンジン、過給機用エンジン、クリーンディーゼルエンジンが含まれ、世界各国のニーズに有ったエンジンを輩出するのが狙い。
売れ筋ハイブリッドの更なる進化型エンジン、欧州で潮流となっている低排気量+過給機の燃費重視ターボエンジン、欧州や世界的ニーズの高い次世代型ディーゼルエンジン、新興国やASEAN諸国でニーズの高い1000cc~1300ccの低排気量ガソリンエンジンなど、世界販売台数首位を維持するためトヨタ自動車の飛躍は止まらない。