トヨタ自動車が3年連続で世界販売首位の座を死守、前年比3%増の1023万1000台と発表しました。ただ2015年の生産・販売実績を21日に発表しましたが、世界販売は昨年比0.8%減の1015万台とし、震災とタイの洪水の影響が有った2011年以来4年ぶりの減少としました。トヨタグループの中でトヨタ自動車と日野自動車はプラスを計画しているものの、ダイハツ工業が前年比13%減の80万台に設定したことが響く形に。フォルクスワーゲンが中国を中心に来年も生産・販売台数を伸ばすことが予想され、識者の中には来年はフォルクスワーゲンが首位に躍り出る可能性が高いと発言する人が多くなっています。
ただ日野自動車等の商用車は引き続き好調が予想され、トヨタ自動車も北米の好景気や本邦の新型車ラッシュで順調に推移すると思われ、ダイハツの減少分も相当カバーする可能性も高いと個人的に思っております。