インドでぜいたく税導入(2016/6/8)

インドでは今月から販売価格が100万インドルピー(約170万)を超える自動車の購入に1%のぜいたく税が課される新税制をスタートさせた。販売価格100万インドルピーを超える全ての全ての自動車が対象で、販売会社がぜいたく税を上乗せして販売する。また他に昨年11月に14.5%に引き上げられたサービス税も15%に1日から引き上げられた。

ぜいたく税の賦課は1%ですから、今後の自動車販売にはさして影響は無いと思われます。インドネシア等は現政権が3度も関税を引き上げた上に、さらに高額なぜいたく税を賦課したため完全に市場が死んでしまった例も有るので、取り易いところから税金を取るのは結構ですが、やり方を間違えると海外へ資産が逃避するでしょうし、景気後退を招く恐れも有ると思われます。

(一部日刊自動車新聞より)

マレーシアミニバン3車種予約受付へ(2016/6/8)

マレーシアのUMWトヨタモーターは、今月から多目的ミニバンの「シエンタ」、「ヴェルファイア」、「アルファード」新モデルの予約受付を開始したと発表しました。手頃な価格ながら装備を充実させた「シエンタ」、並行輸入で一気に火が付いた「ヴェルファイア」や「アルファード」で、若年層や並行輸入に流れている流行に敏感な顧客を取り込む狙いだ。

シエンタが9万2900リンギット(約245万4314円)~、ヴェルファイアが35万5千リンギット(937万9100円)~、アルファードが41万9900リンギット(1109万3758円)~で、全車種走行距離無制限の5年間保証を付帯させている。予約は同国内全てのUMWトヨタディーラー直営店と正規代理店で受け付けている。

(日刊自動車新聞より)

スバル2019年にターボ専用エンジン投入(2016/6/7)

富士重工業は2019年に投入する新設計のダウンサイジングターボエンジンを、ターボ専用エンジンとして開発を進める。同社がターボ専用にエンジンを開発するのは初めてで、ターボ過給に最適な設計をすることで、小排気量ならではの高い燃費性能と優れた動力性能の両立を図る狙い。同社は世界各国で規制が強化される環境対応の取り組みとして、2018年にPHV、2021年にEV、投入を計画しているが、一方販売の主力はこれまで通りガソリンエンジンと位置付けている。次世代新設計水平対向4気筒ダウンサイジングターボエンジンを開発し、2019年から先進国を中心に投入する。スバルの代名詞゛ボクサーエンジン”は今後、NA、ダウンサイジングターボ、直噴エンジン、PHVと、車種構成にバリュエーションを持たせ世界各国での販売拡大を狙う。

(一部日刊自動車新聞より)

非接触式充電EVバス実証走行開始(2016/6/7)

東芝はリチウムイオン二次電池「SCiB」を搭載したワイヤレス充電が可能な中型EVバスの実証走行を開始したと発表しました。国家戦略特区川崎市殿町のキングスカイフロントと羽田空港内の全日空の拠点を結ぶ約11キロメートルを1日3往復する。実証走行は12月までの予定で、ワイヤレス充電の利便性やCO2削減効果を検証する。中型EVバスは空調を使用しない場合の航続距離が約89キロメートル、実証走行の片道分を走行するのに必要な電力を約15分で充電出来る。EVのデメリットとして航続距離の短さと充電の手間というものがあり、このワイヤレス充電の実証化に成功すれば、EV専用駐車場の設置等を含め販売拡大に寄与すると思われます。

(一部日刊自動車新聞より)