ミャンマーの輸出台数が、前年同月比と比較して30%下落しておりますが、いまだ順調に月間1万台を超えており、ロシアに続き輸出先国2位の座を死守しております。法律改正の話で一時的に混乱しましたが、地方の需要はまだまだ健在で、このまま行けば来年以降もしばらく順調に推移しそうな勢いです。またこの月間1万台の中には、タイ経由ミャンマー向け車輌はカウントされておりませんので、実際にはもう少し多いでしょう。
現在の人気車種は前回のレポートと大して変わりませんが、地方は所得が低い分税金の安い車輌や車輌単価の低い車輌に向く傾向が有ります。ただ地方でも有力者もおりますので、そういう方々は高額車輌も購入しております。 プロボックス1,300cc、カローラ・カルディナバン、ヴィッツ、ベルタ、パッソ、カローラシリーズ、フィット、マーチ、スイフト、ADバン、ウィングロード、 キャリーT、ハイゼットTなど、鉄板車の他1,300cc以下の車輌を中心に人気が集中しております。
(ブコビッチ)