ロシア混迷続く(2014/7/18)

 ウクライナのポロシェンコ大統領はマレーシア航空機撃墜事件に関して、親ロシア派及びロシア諜報機関が関与したと発表。オバマ大統領もプーチン大統領との電話会談で、ウクライナ国内の親ロシア派に重火器を提供している証拠を掴んでいる証拠が有ると、激しく非難しました。可及的速やかにウクライナ情勢の緊張緩和の策を講じなければ、更なる制裁により孤立化と多大なる代償を支払うことになると警告。これを受けてロシア株式市場、通貨ルーブルが急落、ロシア政府の動き方によっては、今後国内経済が深刻な事態に陥る可能性が有り、本邦への影響も少なくないと思われます。

 

 

日産、マンチェスターシティのスポンサーに(2014/7/18)

 日産自動車は17日、イングランドプレミアリーグの強豪、マンチェスターシティと世界規模のスポンサー契約を結ぶと発表しました。欧州、新興国、南米での「NISSAN」ブランドの認知度アップのため、プレミアリーグの雄の力を借りる形。日産が掲げる2016年度までに世界シェア8%、売上高営業利益率8%の目標を掲げておりますが、現状の6%台を打破するためにブランド価値を高める狙いだ。(一部日本経済新聞)

2013年度世界の自動車ブランド価値 (米インターブランド調べ)

順位   企業名    価値(億ドル)

1位・・・トヨタ自動車 353.46

2位・・・メルセデス・ベンツ 319.04

3位・・・BMW 318.39

4位・・・ホンダ技研工業 184.90

5位・・・フォルクス・ワーゲン 111.20

6位・・・フォード 91.81

7位・・・現代自動車 90.04

8位・・・アウディ 77.67

9位・・・ポルシェ 64.71

10位・・・日産 62.03

ロシア追加制裁へ(2014/7/18)

 ウクライナ危機をめぐり、米国オバマ大統領は16日、対ロシア追加制裁を発表。ロシアの肝と言えるエネルギー産業や金融機関を標的に、追加の経済制裁を実施する。オバマ大統領は米国や同盟国の影響を抑えた制裁と発言しているが、震災以降本邦ではLNGの需要が飛躍的に高まっており、ただでさえ高騰している国際天然ガス価格の更なる上昇を招き兼ねず、本邦にとっては非常に頭の痛い問題でしょう。またLNGなどでは、伊藤忠商事、丸紅、国際石油開発帝石、石油資源開発、千代田化工建設、日揮、商船三井、ロシアで製造を開始している自動車メーカーなど様々な企業が多大な影響を受ける可能性が有ると思われます。また中古車・中古建機などの貿易も、今後の更なる制裁次第では影響も出てくると思われ、ロシア・ウクライナ情勢に関しても注視し続けるべきでしょう。そんな中、露・中・韓が緊密な連携を取っているのに違和感を感じます。

ランボルギーニ・ウラカン(2014/7/18)

 ランボルギーニ・ジャパンは17日、本邦で3年ぶりのスーパーカーの新モデル「ウラカンLP610-4」を発表。希望小売価格は税込2970万円で、すでに受注を開始しております。「ウラカン」は「ガヤルド」の後継車輌で、主要部品にアルミニウムやカーボンファイバーを多用10%の軽量化に成功し、時速100Kmに達する時間はわずか3.2秒、最高時速は325Kmということです。またボタン操作により一般道からレースまで、目的に応じた3種類の走行性能を演出するなど、まさにスーパーカーに相応しい出来栄えとなっているとのこと。年間販売目標は100台ですが、初期受注ですでに年間販売目標をクリアしているところをみると、これもまたアベノミクス効果なのでしょうか。