ホンダ、シビック「TYPE-R」欧州モデルを発表(2017/3/10)

ホンダ技研工業は7日、ジュネーブモーターショーで注目の新型「シビック TYPE-R」欧州仕様の量産モデルを発表しました。サーキット走行のみならず、一般公道や峠の走行性能を大幅に進歩させ世に送り出す。肝のエンジンは2.0リッターVTECターボを採用、先代を上回る最高出力320馬力、最大トルク400N・mを発生させる。おごられる6速MTには、変速操作に合わせてエンジンの回転数を自動調整する新機能を新たに採用、英国工場で生産され今夏から欧州、日本、米国を含む世界で販売する。

スズキ、欧州で新型スイフト発売へ(2017/3/9)

スズキ自動車は7日、新型「スイフト」を欧州市場で4月から発売すると発表しました。新型車はフィアット製1.3リッターディーゼルエンジンを廃止、ガソリンエンジンに一本化させ発売するとのこと。ガソリンエンジンは、1.2リッターN/Aと1.0リッターターボ仕様を用意し、それぞれにマイルドハイブリッド仕様の設定もしました。「スイフト」は2004年の初代モデル発売から540万台を売り上げた世界戦略車となっており、欧州市場でも戦えるようにデザイン性や走行性能で妥協を許さず作り続けてきた。欧州で評価を受けているのも、そういう真面目な車作りが評価されていると言えるでしょう。中古自動車輸出においても、「スイフト」はキプロス、中央アジアを中心に人気が高い。

マツダ「CX-5」計画の7倍受注へ(2017/3/9)

マツダ自動車は7日、新型「CX-5」の発売1カ月間の累計受注台数が月販計画の約7倍となる1万6639台に達したと発表しました。購入者の66%がマツダユーザーの買い替え、先代モデルからの入れ替えも39%ということで、いかに「CX-5」の出来が秀逸かを示していると思います。燃料別ではスカイアクティブ-Dクリーンディーゼル仕様が、想定の55%を大きく上回る74.4%に、グレード別では、最上級グレード「Lパッケージ」が49%、先進装備を充実させた「プロアクティブ」が46%、さらに先進安全技術の搭載率は95%に達している。ガソリン仕様の内訳は2リッターが11.5%、2.5リッターが14.1%に、人気色は新色の「ソウルレッド・クリスタル・メタリック」が29.3%となっている。高年式車からの入れ替えが多かったのも、中古自動車輸出が活況で下取り価格が高値安定していたことが大きく、さらにクリーンディーゼル仕様の高値安定は買い替えを促すには必要十分条件を満たしていたと思われる。

リサイクルお布施ようやく値下げ(2017/3/9)

新車購入時に密かに上納されるお布施(資金管理料金)ですが、ようやく値下げされる運びとなりました。新車購入時に支払う情報管理料金が現行の380円から290円に、引き取り時の480円が410円に値下げされます。輸出時に強制徴収される手数料は現状変更無しとの回答でしたが、これは業者やオークションへ満額支払った中から差し引かれるので、高年式の車輌を輸出する商社にとっては、利益を削り取る材料になるため、改善を要望すべきでしょう。

せこい話と思われるかもしれませんが、年間500万台の新車が本邦で販売されておりますが、5,000,000台 x 380円を計算するとなんと19億円。さらに解体業者や輸出業者が年間支払う手数料を合わせれば物凄い金額で、しかもそれが毎年定期的に入るのですから羨ましいものです。