ジェイド「レーンウォッチ」初採用(2015/2/13)

 ホンダは、「ジェイド」に助手席後側方の映像をカーナビゲーションに表示する「レーンウォッチ」を、日本モデルで初採用。このシステムは北米向けアコードなどにはすでに採用されており、評判は上々だそうです。車線変更、合流や左折時にドライバーから見えづらい位置を、左サイドミラーに装着したカメラで投影し死角の確認を容易にするこのシステムを、インターナビとのセットでメーカーオプションにしました。同システムは、ウィンカー操作や専用スイッチを押すことで、歪みを補正した視認性の良い映像をカーナビ画面に反映させるものですが、車輌などの障害物を検出する画像認識機能は持たせていないとのこと。類似システムで、ミリ波レーダーを駆使し車輌を感知してドライバーに警告する「ブラインド・スポット・インフォメーション(BSI)」をオデッセイに搭載していますが、この「レーンウォッチ」機能はBSIより低コスト化出来、車輌の価格帯により搭載車種を拡げる予定に。

 

 

ホンダ初採用のIPU(2015/2/13)

 本日発売された「ジェイド」ですが、3列シートやトランクスペースを十分に確保するため、ハイブリッドの基幹であるIPU(Intelligent Power Unit)をセンターコンソール内に収めることに成功しました。IPUはリチウムイオンバッテリーに加えて、バッテリーとモーターを制御するPDU(Power Drive Unit)、そしてバッテリーを冷却するファンで構成されており、従来のシステムはトランクフロア下部に配置されていました。今回センターコンソールに配置したことで、側面衝突の衝撃に対応させるために、超高張力鋼板(超ハイテン材)を採用。これによりスペースを最大限生かしつつ、強度の確保とバッテリーの冷却性能を両立させることに成功。またハイテン材の採用とともにリブを設け、これによりバッテリー冷却専用ダクトを配置させ、リチウムイオンバッテリーを均等に冷却することも可能としました。限り有るスペースを最大限に利用するのは、さすがホンダでしょう。

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ホンダ「ジェイド」発売(2015/2/13)

 ホンダ技研工業は本日13日、新型車「ジェイド」を発売致します。3列シート6人乗りのハイブリッドミニバンで、昨今同社が固執している立体駐車場に対応した低全高仕様となっています。2列目には新採用された、「Vスライドキャプテンシート」やセンターコンソール内にHVのインテリジェントパワーユニット等が特徴。1.5リッター直噴エンジンにモーター内臓7速DCTを搭載した、「スポーツハイブリッドi-DCD」を採用し、燃費はJC08モードでクラストップレベルのリッター25Kmとなっています。足回りや床下部品の小型化を徹底したことによる低床プラットホームにより、全高は153cmで立体駐車場の高さ制限に対応させました。昨年生産が終了した「ストリーム」や、「オデッセイ」、「エアウェイブ」、その他ステーションワゴンやセダンからの乗り換えを想定し、顧客に訴求する。グレードは、「ハイブリッド」と「ハイブリッドX」の2グレードの2WDのみの設定で、価格は272万円~292万円。(一部日刊自動車新聞) 先のレポートで書きましたが、本邦での小型SUV市場向けに小型では有りませんが、欧州で販売されている「CR-V」のディーゼル仕様を販売して欲しいと思っております。

高級ミニバン「アル・ヴェル」販売好調(2015/2/13)

 トヨタ自動車が先月発表しました、高級ミニバンの受注が絶好調となっております。一昨年のハリアー同様、注文に生産が追いつかない状況が続きそうです。人気グレードによっては納期が秋以降にずれ込む可能性も有るとの声が挙がっており、さすが高級ミニバンの雄「アルファード」、「ヴェルファイア」。今回は更なる高みを目指し、徹底的なネガ潰しをしたのはもちろん、他社に先駆けて様々な技術を投入していますので、しばらく高級ミニバンはトヨタ自動車に軍配が上りそうです。約7年の充電期間を経て市場に投入される「アル・ヴェル」、納期を待てない顧客需要により、AA市場でぶっ飛ぶ可能性を秘めております。