テスラ「モデル3」の衝撃(2016/4/20)

テスラモーターズが発売を予定している電気自動車の「モデル3」、今日現在でも予約台数が伸びている。電気自動車と言えば航続距離が短い、充電頻度など様々な問題を抱えていましたが、同車の航続距離はフル充電で350㎞前後で、実用化にかなり近づいていると思われます。日産自動車が5年の歳月を掛けて販売した台数を、予約段階ですがわずか数日で達成したことに業界関係者は衝撃を受けていることでしょう。電気自動車の肝で有る航続距離はもちろんですが、何よりこの「モデル3」のデザインは秀逸で先鋭的なのが、売れた要因だと思われます。日産「リーフ」のデザインはやはり世界的にも不人気で、未来的な電気自動車販売には、先鋭的な唯一無二のデザインが要求されるということでしょうか。

 

新型EV32万台の予約(2016/4/20)

米国自動車メーカーテスラモーターズが来年末に発売予定の新型セダン「モデル3」の予約台数が、1週間で32万5千台を超える台数となりました。この予約台数は1兆5000億円の売り上げとなり、CEOのイーロン・マスク氏も逆に驚いている。「モデル3」の販売価格は米国で3万5000ドルと、現行の主力モデルの半値。3月31日から各国で予約を受け付けましたが、徹夜の行列組が出るほどの大人気だそうだ。現在の生産台数は年間5万台レベル、2020年まで10倍の年間50万台にする予定だが、それでも今予約したとしても納車には3~4年掛かる見込みに。日産自動車が販売している「リーフ」の世界販売台数が5年で20万台という数字を鑑みると、いかにこのテスラモーターズの「モデル3」が人気化しているかが解るでしょう。

スイフト累計販売500万台突破(2016/4/19)

スズキ自動車は、小型乗用車「スイフト」の世界販売が4月上旬までに累計500万台を突破したと発表しました。同車の生産が開始された2004年11月から11年5ヵ月の達成で、「ワゴンR」が記録した17年を大きく塗替えてのまさにSWIFT(迅速)達成となりました。スイフトはスズキの世界戦略車に位置付けられており、世界7ヵ国で生産、140ヵ国の国と地域で販売されている。500万台の内訳は、主力のインドが54%、欧州17%、日本10%、その他19%となっており、コンパクトカー市場の目が肥えている欧州販売が17%となっている点は、着目されるところだ。けん引役のインド市場では、スイフトの派生モデルやディーゼル仕様もスイフト人気に火を付けている要因かもしれない。中古自動車として、キプロスを中心に人気が有るのも頷ける。

クリーンディーゼル車販売5割増(2016/4/19)

日刊自動車新聞によると、2015年度に販売された登録乗用車販売に占める環境対応車の勢力図に、変化が表れ始めたということだ。環境対応車と言えば、HV車の独壇場だった訳ですが、昨年はクリーンディーゼル車が対前年比5割増の15万台超と、伸び率ではHV車を大きく上回った。以前からクリーンディーゼルのポテンシャルをお伝えしておりましたが、予想通りようやくディーゼルエンジンに脚光が集まってきた感じでしょうか。クリーンディーゼルは地方を中心に人気が高かった訳ですが、最近は都市部や近郊エリアで欧州製クリーンディーゼルの販売を伸ばしているところをみると、しばらくは堅調になると思われます。今後小排気量クリーンディーゼルのラインナップが増えれば、小型SUVと同様の熾烈な争いが起きるかもしれません。