ロシア情勢(2014/4/1)

 ソチオリンピックに乗じてクリミアに侵攻し、ウクライナからクリミアを分離独立させたロシア政府ですが、世界各国から非難を浴びております。とはいえ結局のところ天然ガスを握られている欧州、更に多額の投資をしているドイツ等は徹底抗戦をする状況では無いとの事です。ただ現代は武力行使をせずとも経済制裁をすることで、武力行使以上の効果を上げております。しかも今までと違い、ロシアと世界経済は結ばれておりますので効果はてき面でしょう。それを裏付けるようにクリミア侵攻後、ロシアから投資資金の流出が止まりません。1~3月期だけで7兆円にも上る資金流出(2007年以降最高額)、ルーブルは10%以上下落、国債の信用力を示すデフォルト保険CDS(クレジット・デフォルト・スワップ)値は、昨年末の120ポイント前後から先月21日には272ポイントまで上昇、ジャンク債並みの評価となっております。(本邦は50pt)本邦から毎年ベスト3に入る中古車輸出先国であるロシアですが、今後のビジネスにおいて急激な変化が訪れるかもしれませんので、注意しながらのビジネスをお薦め致します。

 

 

陸送手配困難な状況続く (2014/4/1)

先月からの新車配送ラッシュの影響で陸送手配が困難を極めておりますが、その状況は4月中旬~下旬まで続くと関係各社の報告です。陸送手配が困難な状況で、レンタカーを借りて自前で陸送手配をする業者も多発するなど、レンタカー会社も思わぬ特需に見舞われたとの事。今回決算セール、消費税増税前の特需が重なった事は皆さん御周知だと思いますが、実は忘れてはならない大きな特殊要因が起因していると思います。リーマンショック以降の不況により規模縮小を余儀なくされたうえ、昨年からのアベノミクスの国土強靭化やオリンピック特需によりスキルを持ったドライバーが、建設関連の会社に再就職するケースが多発したために、今回のような特殊な事象が発生すると、もはや陸送会社で対応出来ないのが現状でしょう。折しも賃金アップが取り沙汰された3月ですが、燃料費・環境税・消費税の上昇、高速道路料金の割引停止や縮小など、陸送会社各社には頭の痛い事象が続きそうです。また依頼主も今後は陸送料金の値上げを覚悟しなければならなくなるかもしれません。



リニューアル (2014/4/1)

 昨年12月よりサーバーの移管及びHPのリニューアルに伴いサイトのアップを停止させて頂きましたが、新年度より再び自動車情報を配信させて頂く事になりました。また経済レポートも時々刻々と変遷する世界経済の現況に合わせるため、こちらのウェブ上に随時アップさせて頂く事となりましたので、併せて報告させて頂きます。昨年経済レポート配信でメールアドレスを御登録頂きましたが、今後このサイトで配信する形になりました関係で、メールへの配信は停止となり、アドレスの方は、責任を持って削除させて頂きました。それでは、今後とも宜しく御願い致します。(ブコビッチ)

 

 

11月新車販売台数速報-軽自動車(2013/12/4)

11 月の新車販売台数の速報です。(日刊自動車新聞より)

登録軽自動車

  自動車メーカー  販売台数(前年同月比)  1月~11月累計   
 1  ダイハツ 58,459(24.7) 606,968( -4.1)
 2  スズキ自動車 53,582(18.4) 575,100( 4.6)
 3  ホンダ技研 32,681( 6.8) 369,586( 25.1)
 4  日産自動車 17,662(49.2) 171,154( 17.7)
 5  三菱自動車 6,474(24.0) 78,791( 4.9)
 6  マツダ自動車 4,373(10.3) 54,150( 9.4)
 7  トヨタ自動車 3,878(32.3) 37,487( -8.2)
 8   富士重工 3,833(18.6) 50,910(-23.7)

 

 好調が続く軽自動車は全メーカー前年同期比でプラス、特に新型車の影響で日産・三菱・ダイハツが大幅な伸びを記録しました。12月はホンダもN-WGN を投入し、上位2 社に肉薄する可能性も出て参りました。軽自動車人気が継続しそうな勢いどころか、来年以降更なる台数増になると思われます。

(ブコビッチ)