小型SUV群雄割拠へ(2017/4/28)

アジアを中心に世界的な潮流となりつつある小型SUV市場、今後も日欧を中心に群雄割拠の様相を呈してきそうだ。欧州メーカーはプレミア感、日系メーカーはエンジン仕様も含めた選択肢の多さを売りに、シェア争いが熾烈を極めそうだ。さらに今後は日産のFMC?、三菱の新型小型SUV投入など、益々激化すると思われます。下記に異論は有るかもしれませんが、各メーカーの小型SUVを列挙してみました。

(日系メーカー)

ホンダ・ヴェゼル(4.29 x 1.77 x 1.60)192万~

トヨタ・C-HR(4.36 x 1.77 x 1.55)251.6万~

マツダ・CX-3(4.27 x 1.76 x 1.55)237.6万~

日産・ジューク(4.13 x 1.76 x 1.56)173.8万~

スズキ・エスキュード(4.17 x 1.77 x 1.61)212.8万~

欧州メーカー)

メルツェデスベンツ・GLA(4.43 x 1.80 x 1.50)398万~

BMW・X1(4.45 x 1.82 x 1.61)405万~

アウディ・Q2(4.20 x 1.79 x 1.53)299万~

プジョー・2008(4.16 x 1.74 x 1.57)262万~

シトロエン・C4カクタス(4.15 x 1.73 x 1.53)238万~

個人的には、ステアリングのガタが気になりますが、ジムニー・シエラが乗ってて面白かったですね。

アウディ、300万円を切るSUV発売へ(2017/4/27)

 アウディジャパンは26日、小型SUV「Q2」を6月中旬に発売すると発表しました。「Q3」や競合車より一回り小さいボディサイズに、新デザイン「ポリゴン(多角形)」を採用、1リッター、1.4リッターターボエンジン+7速ATを用意、燃費性能はクラストップ級に仕上げている。価格は299万からと、小型SUVに人気が出てきている日本市場に、新たな魅力車種が参入する。ボディは高張力鋼板を全体の22%で採用、軽量化するとともに剛性を高めている。導入する「Q2」は、116馬力の1リッターTFSIエンジン搭載の1.0TFSIと1.0TFSI SPORT、150馬力の1.4リッターTFSIエンジン搭載の1.4TFSI COD SPORTの3モデルだが、今回の発売を記念して280台限定の特別仕様車「Q2 1ST EDITION」を全国で発売する。

DNP新型液晶調光フィルム開発(2017/4/27)

印刷大手の大日本印刷(以下DNP)は、液晶技術の研究開発を手掛ける米国アルファマイクロン(AMI)と協業して新しい液晶調光フィルムを共同開発したと発表しました。この新型液晶調光フィルムは、電圧を掛けることで瞬時に光の透過率を制御することが出来、自動車のサンルーフやリアウィンドウ向けに提案する。AMIのフィルム用材料とDNPの生産技術を組み合わせた新製品は、見る方向によって色が異なる「二色性色素」を使用した液晶技術で、電圧を掛けることで透明度を1秒以内に切り替えることが出来る優れものだ。比透明時の色も自由に選択出来るため、車輌のデザインやボディカラーとのマッチングも可能で、明暗の切り替えに必要な電圧は8~20ボルト。この新製品は自動車のみならず、住宅用、ホテル、店舗などなど汎用性が高く、かなり面白い製品だと思われます。 (一部日刊自動車新聞より)

三菱自動車インドネシア新工場稼働へ(2017/4/27)

三菱自動車は25日、インドネシア・ジャカルタ郊外のGIIC工業団地に設立した新工場の開所式を、カルロス・ゴーン会長、益子社長出席で執り行いました。新工場の生産能力は最大16万台を見込んでおり、SUVの「パジェロスポーツ」、7人乗りの小型MPV、小型商用車「コルトL300」の生産を予定している。同国はASEAN域内最大の自動車市場で、経済成長に伴い乗用車需要の拡大が見込まれ、従来の小型商用車に加え乗用車の拡充も図っていく狙い。新工場は、三菱自動車、三菱商事、そして現地パートナーのPT.クラマ・ユダと共に設立した生産合弁会社「三菱モーターズ・クラマ・ユダ・インドネシア(MMKI)」が、2015年から建設を進め、新型車の開発費を含む総投資額は約650億円で、敷地面積は約30ヘクタールで従業員数は3000人。インドネシアの日本車シェアは95%以上という親日国家の同国で、今後どこまでシェアを伸ばせるかが注目だ。以前同国に並行輸入車として「パジェロ(日本仕様)」が輸入されて、一気に注目された経緯があるだけに、「パジェロ」やその派生モデルを中心に人気が集まると思われる。インドネシアは灼熱の気候の影響や未舗装などの悪路がまだまだ多く、世界的な潮流であるSUVや廉価車に人気が集中しそうな感じだ。