アイシンAW レクサスに10速AT(2016/1/18)

アイシン精機は、グループ企業アイシンAWが開発した10速ATがレクサス「LC500」に採用されたと発表しました。10速ATの量産化は同社初で、多段化により動力性能や燃費性能の向上に貢献させる。今回の変速機は高度の走行性能実現に向けてスポーティな変速フィーリングの実現や変速スピードのカイゼンに注力。構成部品のアルミニウム化で軽量化を図ると共に、アクセル、ブレーキ、重力加速度からドライバーのの意図を判断し、最適なギアを選択する新たな制御も採用した。ATのグローバルシェアトップの同社は、これまで8速ATを縦置き・横置きエンジンに供給してきたが、今後更なる多段化で高級車からスポーツカーまで幅広く対応させるものと思われます。

(日刊自動車新聞より抜粋)

本邦メーカー4社米国で過去最高(2016/1/15)

2015年暦年の米国新車自動車販売台数及びシェア

1位:トヨタ 2,499,313台(+5.3)14.3%(-0.1)

2位:☆ホンダ 1,586,551台(+3.0)9.1%(-0.2)

3位:☆日産 1,484,918台(+7.1)8.5%(0.1)

4位:☆スバル 582,675台(+13.4)3.3%(0.2)

5位:☆マツダ 319,184台(+4.4)1.8%(±0.0)

6位:三菱 95,342台(+22.8)0.5%(+0.1)

 

2015年暦年中国新車自動車販売台数

1位:日産 1,250,100台(+6.3)

2位:☆トヨタ 1,122,500台(+8.7)

3位:☆ホンダ 1,006,351台(+32.5)

4位:マツダ 235,261台(+11.5)

5位:スズキ 200,458台(-21.6)

6位:三菱 89,620台(-1.2)

7位:スバル 47,041台(-13.8)

☆印暦年新記録、カッコ内前年比増減率%

(日刊自動車新聞データより)

パジェロ開発継続へ(2016/1/15)

三菱自動車は、フラッグシップモデルの「パジェロ」の開発と生産を継続する方針を明らかにしました。同社社長は、「いったんは開発を凍結したが、今後開発も生産も継続する」と全面否定しました。パジェロは最近売れ行き好調な「アウトランダー」の影にすっかり隠れてしまっていますが、この発言でフラッグシップモデルパジェロが再復活する日も近くなりそうだ。ただ何度もレポートしている通り、新興国や本邦向けに可及的速やかに小型SUVを投入すべきだと思っています。パジェロディーゼルHV、パジェロPHEV、パジェロ・ライト1.5ディーゼル、パジェロミニ5ドア兼パジェロ1,000㏄ターボ等、派生化させることも出来、より販路が広がると個人的に思っています。

(一部日刊自動車新聞)

米国新車販売過去最高を更新(2016/1/14)

米国調査会社オートデータが5日発表した2015年の米国新車販売台数は、前年比5.7%増の1747万499台と15年ぶりに過去最高を更新しました。昨年は原油安の影響で、大型車やライトトラックの販売が伸びたので、自動車メーカーもかなりの利益率だったと思われます。2009年から右肩上がりで回復してきた米国新車販売ですが、個人的に一つ懸念材料を申し上げますと、昨年からレポートしている通り、サブプライムオートローン問題で有ります。証券化されたサブプライムオートローンが、今後どのような形で影響するか、一抹の不安が残ります。