トヨタ・フォーチュナー(2016/2/1)

トヨタ自動車はインドネシアの首都ジャカルタで、新型SUV「フォーチュナー」を発表しました。この「フォーチュナー」はトヨタが世界戦略として位置付けているIMV3車種の内の1モデル。IMVモデルとして満を持して、11年ぶりにフルモデルチェンジさせとなりました。今回の「フォーチュナー」は、ラダーフレームのハイラックスとプラットフォーム共有、同国内はもちろん、ASEAN諸国、中近東諸国、オセアニアを中心に輸出用の生産も担うことで、月6000台を目指す。すでにこの新型「フォーチュナー」は、世界各国から注目されており、前途は明るいでしょう。

不可解なマイナス金利政策(2016/2/1)

1月29日に日銀金融政策決定会合が有り、またまたサプライズでマイナス金利政策を決定しました。今回のマイナス金利は個人、法人、証券口座等の預金や預け入れに関してマイナス金利を適応させるものでは無く、銀行が日本銀行の当座預金に預け入れをしている根雪以外の一部にマイナス金利を適応させるとの事です。今まで銀行が日銀の当座預金に預け入れをしていた場合に、0.1%の付利を与えていた訳ですが、これを新規で預け入れられる一部に対してマイナス金利を賦課させるというものです。住宅ローン金利、企業の貸付金利等は恩恵を受けるでしょうが、行き場の無くなったお金は再び国債の購入に向かいそうです。しかしこのマイナス金利は、日本の風土には絶対合わないと思いますし、今月導入前後相当の混乱が予想されます。

トヨタ・ダイハツを完全子会社化に(2016/1/29)

トヨタ自動車がダイハツ工業を完全子会社化していることが27日、報道された。同社は1998年にダイハツへの出資割合を5割超へ引き上げ子会社していたが、今年前半にも株式交換方式によりダイハツ工業株を取得する見通しだ。今回の流れを受け、ダイハツ工業は、軽自動車や小型車の開発を一本化させ、より効率的に事業を営む構え。今後もトヨタ自動車による完全子会社の流れは続くのだろうか。

中古車輸出の変調(2016/1/29)

2015年1~11月までの完成中古自動車輸出は115万4643台と、大台の120万台は確実だが、8月以降の大幅な為替変動により9月から輸出台数が軟調に推移している。昨年の輸出台数で大きく足を引っ張ったのが、何度もレポートしているロシアとキルギスだ。ロシアは経済制裁による為替下落、原油安、インフレと依然厳しく、キルギスは新たな法律改訂による右ハンドル禁止による影響で、2014年に4万4621台有った輸出台数が前年比99.6%減の187台と以前のカザフスタンを思い出させる程の減少ぶりだ代わりに好調だったスリランカ、シンガポール、アフリカ諸国が牽引しました。ただ今年に関しては、為替の円高トレンドが底を付くまで現地在庫販売やクレジット取り引き等は控えた方が良いと思われます。昨年は2007年の匂いがし、今年は2008年の匂いが致します。