ハイブリッド4AT(2016/2/23)

トヨタ自動車は、「レクサス」の新たなHV車「LC500h」の基幹のHVシステムに4速の自動変速機を組み合わせた世界初の「マルチステージHVシステム」を搭載、モーターの使用領域を拡大して高い走行性能と環境負荷の軽減効果を両立しました。レクサス車で従来用いてきたHVシステムはシステム内に2段変速機構を持っていたが、2個有るモーターの内1個しか制御出来なかった。新たなシステムはHVシステムと4速ATを組み合わせることで、モーター2個を制御することを可能にしました。モーターの役割が高まることで、高い仮想性能と省燃費性能にも寄与するとのこと。 (日刊自動車より)

先進機能運転支援システム(2016/2/23)

高齢ドライバーの増加による逆走やアクセルとブレーキの踏み間違い事故の多発から、自動車メーカー各社、先進機能運転支援システムの開発に余念が無い。現在高齢者を中心にぶつからない車への移行が進んできているが、ペダル踏み間違いに関してはまだまだ普及率が低いのが現状。このペダル踏み間違いによる事故は、統計に表れるだけでも年間6~7千件、1日あたり20件にも上るというから驚きだ。高齢化に社会や保険会社が適応しなければならなくなっており、今後飛躍的の伸びる市場だと思っています。2014年だけでも倍増したところを見ると、この先進機能運転支援システムが車輌販売の肝となるかもしれません。 (一部日刊自動車より)

日産自動車、ミャンマーでの生産開始(2016/2/22)

 日産自動車は、年内にアジアの曙「ミャンマー」で車輌生産を開始すると発表しました。独占販売する「タンチョングループ」の工場に新らしくラインを設置し、小型セダン「サニー」を生産する。また同グループと共同で、バゴー管区に新工場を建設する予定。日産自動車は2013年から販売を開始しているが、今年から現地生産を年1万台規模で進め、その他の輸入車輌も含めて販売台数を伸ばす予定だ。今後ミャンマーで生産をするメーカーが加速すれば、お決まりの中古自動車輸入禁止へ動く可能性も有り、動向には注視したいところ。

マイナス金利が齎すもの(2016/2/22)

マイナス金利が実際に始まってから、日本の長期金利がまさにマイナス金利となり、日銀の想定通りの展開となっています。根雪の部分以外の当座預金に対してマイナス金利が適応になるため、貸出に廻されるとの思惑でしょうが、実際は銀行の収益を圧迫するだけで、喜ぶのは不動産購入者の新規借り入れや借り換え者だけに思います。実際優良企業は、たらふく貯め込んだ内部留保が有り資金需要は大して有りません。肝心な中小・零細企業はなんだかんだ言って貸し出し要注意先という事で、担保や保証協会のお墨付きを得なければ貸してくれません。以前スーパーリージョナルバンク構想のお話しをしましたが、銀行の収益悪化で特に地銀の業界再編が加速度的に進むと思われ、肝となるのはやはりコンビニ銀行となるでしょう。