世界的に人気が集まる小型SUV市場、トヨタ自動車も「RAV4」の販売を年内に停止し、小型SUV新型「C-HR」へシフトする。人気が集中している小型SUV市場に、「ヴェゼル」、「CX-3」、「C-HR」、「ジューク」と年末には小型SUVが熱い。トヨタが販売する「C-HR」もヴェゼル同様、ガソリンとHVを用意する予定で、再びTH戦争が本格化しそうな勢いだ。すでに各国から問い合わせが入っており、業者用オークションでも人気化しそうな勢いに。
富士重工業とタンチョングループ傘下のTC SUBARUは26日、マレーシアの工場で「フォレスター」のノックダウン生産を開始したと発表しました。「XV」に続き2車種目となり、2016年は9千台、2017年からは年間1万台規模で生産増強を図る。これに伴い今年春からマレーシア、タイ、インドネシアで年間8千台の販売を目指す。同国での「XV」生産は昨年3123台、販売は約4千台、今年は4500台の生産を見込んでおり、ASEAN域内での販売を伸ばす計画だ。
ホンダはSUV車「CR-V」の国内販売を現行モデルで打ち切ると発表しました。第5世代の「CR-V」は年内にも全面改良を予定しているが、販売好調な海外市場向けのみとなる予定。「CR-V」は海外市場との共有化でサイズアップが裏目に出てここ最近の販売は厳しくなっていた。ジャストサイズの小型SUV「ヴェゼル」の販売が好調なため、本邦向けは「ヴェゼル」に一本化する。CR-Vと同様一時代を築いたトヨタ「RAV4」も同様の理由で、年内に終了する。
ホンダ技研工業は、2030年を目途にグローバル販売台数の約2/3を、PHV、HV、FCV、EVで占める計画を明らかにしました。15%をゼロエミッションのEV、FCVへ、50%以上をPHVとHVとする事でCO2排出量を低減させる狙い。PHVは北米市場に投入するのを皮切りに日本、中国と世界展開する予定。米国カリフォルニア州のZEV規制をきっかけに、電動車にシフトする自動車メーカーが今後増えると思われます。 (一部日刊自動車より)