2014年8月期中古車輸出台数ベスト20(2014/10/10)

2014年8月期中古車輸出台数

1位・・ミャンマー 12,803台(+28.8)

2位・・ロシア 9,630台(-28.5)

3位・・NZ 7,912台(+30.2)

4位・・U.A.E. 6,234台(-11.3)

5位・・ケニア 5,852台(+3.2)

6位・・キルギス 4,277台(+15.8)

7位・・チリ 4,136台(-7.6)

8位・・南アフリカ 3,924台(-10.2)

9位・・タンザニア 2,910台(+28.6)

10位・・モンゴル 2,752台(-4.9)

11位・・パキスタン 2,713台(+54.1)

12位・・スリランカ 2,594台(+69.5)

13位・・グルジア 2,466台(+81.6)

14位・・マレーシア 2,008台(+13.6)

15位・・モザンビーク 1,899台(+31.5)

16位・・フィリピン 1,846台(-16.5)

17位・・ウガンダ 1,845台(-22.9)

18位・・バングラデシュ 1,632台(+11.4)

19位・・ザンビア 1,466台(-17.1)

20位・・トリニダード・トバゴ 1,006台(-23.5)

カッコ内前年同期比%

相変わらずショールーム向け在庫輸出が旺盛のミャンマー、増税前の駆け込み特需のスリランカ、需要増が著しく輸送ルートが確立されたグルジア、隣国輸出分も増加しているパキスタン、直接輸出が常態化してきましたモザンビーク等を中心に増加しております。反面台数こそ相変わらず多いですが経済制裁の影響で、ルーブル安が止まらないロシア市場の下落率が目立っております。

ミャンマー融資(2014/10/9)

 IMFの試算では今後数年におけるミャンマーの経済成長率は8.5%に達すると見られるのに対し、GDPに占める融資比率は19%と、近隣のカンボディア36%やヴィエトナム108%と比べて大分少ないのが現状です。今後外銀の進出によってミャンマー経済がどう変遷するか、世界の投資家が注目しております。さはさりながら、自分名義の口座保持者は全体のわずか4%、金融サービスにアクセス可能な人は2割にも満たないのが現状で、永らく鎖国状態だった同国の金融業は他国と比較してかなり遅れており、これら金融業改革も上手く進展するか注目されるところです。

 現在進行形でミャンマーに支店配置、業務提携、預託販売をしている輸出業者が多くなってきておりますが、上記のように金融業が究極に未発達なため、掛売り、ローン販売等には十分に注意された方が宜しいでしょう。実際ミャンマー企業に対しての融資回収率は最低水準、具体的な破産法も無く破産処理に掛かる期間は最大5年と、OECD加盟国の倍近くの期間を要しているのが現状。今後政府や中央銀行を含め、スムーズに大改革を断行出来るかが肝となるでしょう。

 

 

2014年上半期輸入車メーカー販売実績(2014/10/9)

2014年上半期(4月~9月)輸入車メーカー販売実績

順位  メーカー  台数  (前年同期比%) 輸入車シェア%

1位・・フォルクスワーゲン 27,014(-10.7) 21.77%

2位・・メルセデスベンツ 26,038(-4.9) 20.98%

3位・・BMW 19,088(-17.2) 15.38%

4位・・アウディ 14,457(+3.9) 11.65%

5位・・BMW MINI 7,908(-5.4) 6.37%

6位・・ボルボ 5,899(-36.6) 4.75%

7位・・フィアット 3,456(-13.2) 2.78%

8位・・JEEP 3,188(+32.7) 2.57%

9位・・プジョー 2,580(-9.4) 2.08%

10位・・フォード 2,172(+17.3) 1.75%

11位・・ポルシェ 2,104(-10.8) 1.70%

12位・・ルノー 2,024(+29.5) 1.63%

13位・・ランドローバー 1,542(-10.8) 1.24%

14位・・アルファロメオ 1,126(-19.3) 0.91%

15位・・シトロエン 1,031(-23.4) 0.83%

16位・・クライスラー 652(-31.3) 0.53%

17位・・マセラティ 640(+247.8) 0.52%

18位・・スマート 601(-18.2) 0.48%

19位・・ジャギュワー 497(+2.9) 0.40%

20位・・シェボレー 490(+4.5) 0.39%

21位・・キャディラック 323(-20.2) 0.26%

22位・・BMW ALPINA 199(+255.4) 0.16%

23位・・ダッジ 195(-32.3) 0.16%

24位・・フェラーリ 189(-29.7) 0.15%

25位・・ロータス 143(-12.3) 0.12%

26位・・ベントレー 125(+27.6) 0.10%

27位・・アストンマーチン 76(-33.9) 0.06%

28位・・ロールスロイス 71(+47.9) 0.06%

29位・・ランボルギーニ 66(-26.7) 0.05%

30位・・テスラモーター 42(NEW) 0.03%

 

(日本自動車輸入車組合データ)

ミャンマー、外国銀行9行に免許を交付(2014/10/8)

 ミャンマー政府は今月、外国の銀行25行が免許申請していた内、邦銀3行を含む9行に対して免許を交付、これにより今まで複雑な経緯で行われてきた海外送金の簡素化、融資・投資がし易くなると期待されております。ただ今回交付された免許は一応12ヶ月限定で、最低払い込み資本金7500万ドル等の一定の要件を満たした段階で暫定的に免許を交付する予定。これにより各行はミャンマー支店(1店舗のみ)を通じて外国企業に対して外貨建ての融資が出来るようになり、ミャンマーの企業に対しては現地銀行と連携して融資の体制を取る形となります。

交付を受けた外銀は下記の通り。

三菱UFJフィナンシャルグループ

三井住友フィナンシャルグループ

みずほフィナンシャルグループ

中国工商銀行

United Overseas Bank Limited

Oversea Chinese Banking Corporation

Australia & New Zealand Banking Group Limited

Malayan Banking Berhad

Bangkok Bank Public Company Limited