ライズ首位に肉薄(2020/1/20)

満を持して投入されたトヨタ・ライズ、発売間も無いにも関わらず12月の販売台数が、首位のカローラに肉薄する販売台数2位に躍進しました。背景として国内向けやスリランカ向けのジャストサイズ小型SUVの人気が、背景に有ります。スリランカ向けレポートにも書きましたが、パーミットスキーム不要の排気量1,000㏄以下車輌は、2018年10月以降も安定的に売れており、ライズは同カテゴリーで人気のSUVという側面も併せ持つ。

2019年12月車名別新車販売ベスト50

1位:カローラ 9,186(+43.6)

2位:ライズ 9,117(NEW)

3位:プリウス 7,566(+7.2)

4位:シエンタ 7,279(-19.4)

5位:フリード 6,520(+10.9)

6位:ノート 6,018(-25.4)

7位:ルーミー 6,015(-5.9)

8位:RAV4  5,759(NEW)

9位:アクア 5,623(-37.9)

10位:アルファード 5,183(+12.7)

11位:ヴォクシー 5,105(-21.4)

12位:タンク 4,695(-14.5)

13位:セレナ 4,422(-25.2)

14位:ヴィッツ 4,283(-22.8)

15位:C-HR 3,577(-23.1)

16位:ロッキー 3,514(NEW)

17位:ソリオ 3,308(-10.6)

18位:CX-30  3,226(NEW)

19位:ステップワゴン 3,006(-24.1)

20位:インプレッサ 2,989(-7.8)

21位:ノア 2,982(-23.2)

22位:エスクワイア 2,969(+3.3)

23位:マツダ3  2,793(NEW)

24位:ヴェゼル 2,660(-26.4)

25位:ヴェルファイア 2,287(-23.3)

26位:スイフト 2,182(-2.5)

27位:パッソ 2,133(-41.1)

28位:マツダ2  2,114(NEW)

29位:CX-8  1,822(-38.5)

30位:Xトレイル 1,753(-38.1)

31位:フィット 1,750(-72.5)

32位:クラウン 1,687(-67.2)

33位:ランドクルーザー 1,576(-28.6)

34位:ハリアー 1,526(-51.8)

35位:シャトル 1,491(-36.1)

36位:フォレスター 1,428(-37.5)

37位:デリカD:5  1,324(+69.5)

38位:クロスビー 1,283(-33.5)

39位:トール 1,229(-56.5)

40位:リーフ 1,157(+154.3)

41位:CX-5  912(-69.6)

42位:オデッセイ 893(-22.6)

43位:ジムニー 876(-6.2)

44位:カムリ 867(-45.0)

45位:UX250h 728(-5.1)

46位:RX450h 667(+46.6)

47位:ロードスター 662(+172.4)

48位:NX300h 658(+24.2)

49位:ハイエースワゴン 599(-6.0)

50位:エルグランド 588(-1.2)

カッコ内前年同月比増減率%

(自販連データ)

2019年1月~11月累計輸出台数41~60位(2020/1/17)

2019年1月~11月中古自動車輸出台数41~60位

41位:フィジー 4,042(-39.0)

42位:アイルランド 4,000(+23.4)

43位:ナミビア 3,060(-5.7)

44位:ジンバブエ 2,814(-48.0)

45位:トルコ 2,475(+36.0)

46位:バルバドス 2,391(+7.2)

47位:アンティグア・バーブーダ 2,319(-12.0)

48位:サモア 2,181(+46.1)

49位:パラグアイ 1,892

50位:カナダ 1,798(+3.0)

51位:ブルンジ 1,536(+35.4)

52位:セントルシア 1,484(+11.4)

53位:タークス&カイコス諸島 1,474

54位:パプアニューギニア 1,396(-30.6)

55位:ケイマン諸島 1,384(+27.2)

56位:モルジブ 1,191

57位:カンボディア 1,149

58位:カメルーン 952

59位:ミクロネシア連邦 940 

60位:東ティモール 914

カッコ内前年同期比増減率% (税関統計より)

相変わらず米国の旺盛な旅行需要の恩恵を受けているカリブ海諸国、2019年も継続して輸出台数が安定している。一方南太平洋圏は一昨年まで大幅に伸長した影響で、若干反動減が出ているが、南太平洋圏は塩害の影響を受け易く、輸送コストが下がれば代替需要は継続すると思われる。

 

2019年1月~11月累計輸出台数21位~40位(2020/1/16)

2019年1月~11月国別中古自動車輸出21~40位

21位:イギリス 12,664(+44.1)

22位:コンゴ民主共和国 10,838(+80.5)

23位:スリナム 10,680(+13.4)

24位:ナイジェリア 9,611(+59.6)

25位:キプロス 9,424(-5.8)

26位:香港 8,628(-19.7)

27位:トリニダード・トバゴ 8,344(+15.8)

28位:パキスタン 7,778(-83.6)

29位:スワジランド 7,238(+37.2)

30位:ザンビア 7,134(-3.1)

31位:ドミニカ共和国 7,112(+21.9)

32位:モーリシャス 6,642(+6.7)

33位:ガイアナ 6,584(+25.1)

34位:マラウィ 6,518(+11.7)

35位:バハマ諸島 6,200(+4.7)

36位:アメリカ合衆国 5,968(+27.6)

37位:マルタ 4,913(+2.8)

38位:レソト 4,582(+14.3)

39位:オーストラリア 4,444(-0.6)

40位:ガーナ 4,373(+147.5)

カッコ内前年同期比増減率% (税関統計より)

国連で厳しく制限されている輸出禁止区域への輸出を防ぐため、昨年度より本邦税関に於ける貨物の最終仕向け地の明文化及び仕分けがされた事により、突然輸出台数が伸長している国が有る。地方税関も今後同様に踏襲していくため、国別統計もより細分化出来ていくと思われます。南アフリカ共和国等の経由国の統計台数が大きく減少し、隣国が増加しているのはその証左。裏を返すと国連の制裁対象になってる国へ、本邦企業が輸出した場合は、計り知れないペナルティを喰らうので注意が必要である。

 

2019年1月~11月累計輸出台数ベスト20(2020/1/15)

2019年1~11月国別輸出台数ベスト20

1位:アラブ首長国連邦 155,774(+37.6)

2位:ロシア 111,105(+28.5)

3位:ニュージーランド 103,302(-1.3)

4位:ケニア 74,995(+0.7)

5位:チリ 74,837(-12.1)

6位:ミャンマー 58,024(-8.4)

7位:モンゴル 55,507(+3.4)

8位:タンザニア 50,188(-7.6)

9位:南アフリカ 46,574(-44.9)

10位:フィリピン 36,228(+3.0)

11位:スリランカ 30,397(-56.1)

12位:ジャマイカ 30,247(+10.2)

13位:ジョージア 27,768(+94.8)

14位:ウガンダ 23,637(-11.9)

15位:バングラデシュ 21,057(-11.7)

16位:タイ 19,900(+136.5)

17位:マレーシア 19,186(-5.8)

18位:モザンビーク 15,697(+25.1)

19位:シンガポール 14,869(+12.6)

20位:ボツワナ 13,502(+35.2)

カッコ内前年同期比増減率% (税関統計データより)

2020年から高年式車輌への関税引き上げを見込み、駆け込み需要が大きかったタイ、大幅減の反動から急増しているジョージア、ロシア、グラブ用在庫でシンガポール、安定的な在庫輸出先のアラブ首長国連邦、ケニア、カリブ海諸国が大きく寄与し、全体的には昨年ほどでは無いが、年間ベースで120~130万台弱のペースで推移している。