欧米の株式市場、債券市場、原油価格にばかり目が行きそうだが、隣国の韓国市場の動揺がカオスを迎えています。昨年からKOSPIが下落をし続けていますが、3月以降下落に拍車が掛かっています。更に為替市場においては、1ドル1250ウォンを超えて来ており、海外投資家の換金売りで、韓国から資金が流出し続けています。明確に1300ドルウォンを超えてきた場合、一気呵成にウォンが売られる可能性が有り、しばらくは注視すべきかもしれません。
2日前にFRBがゼロ金利政策を取りましたが、結局指摘した通り市場の混乱を抑える事が出来ませんでした。それどころかまさに指摘した通り、万策尽きた感が有るFRBに対し売り浴びせや換金売りが猛烈な勢いで進んでいます。今週金曜日は米国メジャーSQが控えており、米国市場はカオスの状態となると思われます。
FRBは今月3日に50bpの緊急利下げに踏み切ったばかりだが、新型コロナウイルスで揺れ動く市場で、15日先手を打つ形でなんと100bpの緊急利下げを断行しました。これによりフェデラルファンドレート(FF)レートを、0~0.25%と2008年の金融危機以降12年ぶりに、ゼロ金利政策を取る形となりました。トランプ政権への忖度なのか判りませんが、今回は金融システム危機では無いので、混乱を防ぐ意味合いは無くむしろ逆効果になると個人的に思っています。「手持ちのピストルに弾が少ないのなら、決して安易に撃ってはならない」と思っており、発表後の各種の先物価格の暴落はそれを具現していると思います。
2020年1月中古自動車輸出41~60位
41位:オーストラリア 231(-5.3)
42位:ナミビア 226(+18.3)
43位:ジンバブエ 200(+13.0)
44位:バルバドス 169(+92.0)
45位:フィジー 134(-71.4)
46位:サモア 121(+45.8)
47位:アイルランド 120(-43.4)
48位:アンティグア・バーブーダ 104(-57.6)
49位:英領ケイマン諸島 95(-32.6)
50位:カメルーン 84(+47.4)
51位:セントルシア 76(-8.4)
52位:セントクリストファー・ネイヴィス 75(-3.8)
53位:カンボディア 68(+65.9)
53位:ソマリア 68(-58.0)
55位:南スーダン 67(-17.3)
56位:グレナダ 65(-14.5)
57位:ミクロネシア連邦 63(+10.5)
57位:タークス &カイコス諸島 63(-16.0)
59位:パラオ 61(-7.6)
60位:アフガニスタン 53(-1.9)
カッコ内前年同月比増減率%
(税関統計データ)