2014年暦年メーカー別軽自動車販売台数(2015/1/7)

2014年1~12月軽自動車販売実績

1位・・・スズキ 709,083 (+13.9)

2位・・・ダイハツ 706,288 (+7.0)

3位・・・ホンダ 402,358 (-1.2)

4位・・・日産 241,534 (+29.9)

5位・・・三菱 80,366 (-4.2)

6位・・・マツダ 56,967 (-1.8)

7位・・・スバル 42,988 (-21.6)

8位・・・トヨタ 33,070 (-18.6)

カッコ内前年比%

過去最高の販売台数を記録した軽自動車販売で、とうとうシェアが40%を超えこのままいくと2020年までには50%前後になると思われます。スズキ自動車が8年ぶりにシェア1位に踊り出ましたが、今年はダイハツウェイク効果も有り2強の争いがより鮮明になると思われます。またホンダも話題のS660が控えており、2強にどこまで食い込めるか注目したいところです。

2014年暦年メーカー別販売台数 (2015/1/7)

2014年暦年登録車販売実績

1位・・・トヨタ 1,476,079 (-1.3)

2位・・・ホンダ 446,395 (+25.3)

3位・・・日産 428,781 (-13.0)

4位・・・マツダ 167,392 (-1.6)

5位・・・スバル 126,564 (+0.5)

6位・・・スズキ 78,278 (-1.0)

7位・・・いすゞ 74,556 (+17.8)

8位・・・日野 57,422 (+19.2)

9位・・・三菱自工 44,717 (-8.9)

10位・・・レクサス 44,246 (-5.4)

11位・・・三菱ふそう 42,509 (+15.7)

12位・・・UDトラックス 11,072 (+19.3)

13位・・・ダイハツ 1,891 (-24.5)

海外メーカー他 290,196 (+3.4)

カッコ内前年比%

四半世紀ぶりの建設業界の復活やネットビジネスの台頭による物流特需の影響も有り、昨年も商用車は消費税増税後も順調に販売台数を伸ばしました。一方モデルサイクルの端境期に有った日産自動車や三菱自動車が大きく販売台数を減少させました。今年も需要の先食いの影響が有り、また4月以降の新たな税制に適合しない車種に関しては、販売台数の減少が懸念されそうです。

デフレ化する欧州経済(2015/1/7)

EU統計局が7日発表した、12月のユーロ圏消費者物価指数の速報値が前年同月比で0.2%下落しました。11月比で0.5ポイント落ち込み、5年2ヶ月ぶりにマイナスとなりました。市場予想は0.1%のマイナスでしたが、最近の原油安やロシアへの輸出規制の影響で生鮮食品がダブつき市場に溢れて値を下げたことも要因でしょう。今年の懸念は産油国と欧州経済と言われており、今後ECBによる量的緩和も必至かもしれなくなりました。ギリシャ問題や欧州各国のナショナリズムの台頭で、今年の欧州も波乱が予想されるでしょう。貿易決済でユーロを使用している企業は、為替動向を見守る必要が有りそうです。



リスクオフで長期国債上昇続く(2015/1/7)

国債市場で長期金利の低下(価格上昇)が止まりません。ギリシャのユーロ離脱懸念や原油価格の暴落による産油国の財政問題を理由に、世界的なリスクオフムードの中、各国の国債に資金が流入し続けており、本邦の新発10年国債(長期国債)の金利は、0.265%にまで低下しました。もちろんQQE2による日銀の買い付けが大きく寄与しているのは疑いようも無く、どこまで金利が低下(買われ続ける)するのか、またその反動がどうなるのか、注視すべきだと思います。何度も言っておりますが、歴史上のこのすっ高値(低金利)は中々見ることは出来ませんので、新たなビジネスへの投資には最高のタイミングだと思われます。